禁止されている副葬品

副葬品として棺に入れるものにも規定があります。故人の愛用品でも、火葬場ではガラスやプラスチックは棺に入れるのを禁止しています。なので眼鏡も入れてはいけません。ガラスやプラスチックは溶けて変色し、骨にくっついてしまいます。また、燃え残ってしまうような革製品も入れてはいけません。

その他、具体的には缶飲料、スプレー缶、爆発の危険性のあるもの(例えばライターなど)、ピン、食器、鏡、金属製品、ビニール製品等が挙げられます。カーボン製品や ゴルフクラブやラケットなども副葬品として 棺に入れることはできません。大きな果物も禁じているところがあるようです。ミカンくらいの大きさは大丈夫なようですが、スイカやメロンの大きさになってくると不完全燃焼で遺体がきちんと焼けないこともあるようです。そして指輪などの貴金属も禁止されています。高額なものは、入れた、入れない、盗った、盗ってないといった問題で後々トラブルになる可能性が出てくるからです。

金属製品は禁止されていますが、六文銭やそれに準ずる通貨を入れる風習が残っている所もあるようです。これらは三途の川の渡し賃として、故人が無事にあの世まで行けるようにと納棺のときに棺に入れられます。本来は棺の中ではなく、死装束で故人が首から提げる頭陀袋という袋に六文銭を入れるのが正式なようです。厳密にいうと六文銭は副葬品としては適切ではありませんが、慣習的に許可されている部分もあるようです。最近は本物の六文銭を使わず、一文銭が 6枚印刷された紙を代用するという形で、この風習が息づいている地方も多いようです。

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